閉鎖性睡眠時無呼吸症(OSA)とは
【概要】
睡眠中に無呼吸を繰り返すことで、様々な合併症を起こす病気です。
【疫学】
成人男性の約3~7%、女性の約2~5%にみられます。男性では40歳~50歳代が半数以上を占める一方で、女性では閉経後に増加します。
【発祥のメカニズム】
空気の通り道である上気道が狭くなることが原因です。首まわりの脂肪の沈着が多いと上気道は狭くなりやすく、肥満はOSAと深く関係しています。扁桃肥大、舌が大きい事や、鼻炎・鼻中隔弯曲といった鼻の病気も原因となります。あごが後退していたり、あごが小さいこともOSAの原因となり、肥満でなくてもOSAになります。
【症状】
いびき、夜間の頻尿、日中の眠気や起床時の頭痛などを認めます。日中の眠気は、作業効率の低下、居眠り運転事故や労働災害の原因にもなります。
睡眠時無呼吸症候群にお悩みですか
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に気道が塞がってしまう疾患です
いびき、夜間の頻尿、日中の眠気や起床時の頭痛などが症状として起こります。
日中の眠気が社会問題になっています
日中は眠気に襲われることが多く、お仕事の作業効率が低下します。
強い眠気が発生するため、居眠り運転事故や労働災害の原因となります。
当院で口腔と全身の医療面接
当院にてカウンセリングを受けていただきます(2019年12月からオンライン診療でも承っております)。
近隣にある睡眠時無呼吸症候群の専門医療機関へご紹介いたします。
専門医療機関にて睡眠時無呼吸症候群の検査ができます
ご紹介先の専門医療機関にて検査し、睡眠時無呼吸症候群の診断をします。
睡眠時無呼吸症候群の治療法をお選びいただけます
専門医療機関にて、治療法を選択できます。
夜間に顔面に装着するCPAPという装置や、お口の中にマウスピースを装着する方法。
場合によっては外科治療を行う場合もあります。
お口の装置には種類があります
どちらも当院で作製が可能です。
上下のマウスピースを固定した形の樹脂を用いた装置は、装着している最中に口を開けたり水を飲んだり話したりすることはできません。
ソムノデントという装置で、上下のマウスピースが離れることができるタイプのマウスピースもございます。