高齢者の噛む力低下の原因とビタミンDの重要性 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック

2024/03/23 ブログ

こんにちは、東京都港区新橋に位置するヘルシーライフデンタルクリニックから、高齢者の皆様へ大切な情報をお届けします。今回は、高齢者に見られる噛む力の低下に関連するサルコペニアとビタミンDの重要性に焦点を当てていきます。

 

顎の疲れと噛む力の減少

多くの高齢者が、入れ歯を使用しているにも関わらず、食事のたびに顎が疲れると訴えています。この現象の背後には、年齢と共に進行するある状態が関与している可能性があります。

 

サルコペニアの影響

サルコペニアは、加齢により筋肉が痩せ細ってしまう症状を指し、高齢者によく見られます。これは、転倒のリスクを高め、さらには寝たきりになる可能性をもたらします。しかし、サルコペニアが噛む力にも影響を与えることは、あまり知られていません。

 

ビタミンDと噛む力の向上

ビタミンDは、私たちの体で多くの重要な役割を果たしていますが、筋肉機能の維持にも関わっています。実際、ビタミンDが不足している高齢者に対してビタミンDを補給したところ、明確に噛む力が向上するという研究結果が出ています。

 

ビタミンD補給の推奨

このことから、高齢者の健康管理においては、ビタミンDの補給が極めて重要です。サルコペニアや噛む力の低下に悩む前に、ビタミンDの血中濃度をチェックし、不足が確認された場合は積極的に補給することをお勧めします。

 

まとめ

高齢者の噛む力の低下は、サルコペニアやビタミンD不足が大きく関係しています。新橋にある私たち予防歯科では、定期的な健康チェックとともに、ビタミンDの重要性についても啓発活動を行っています。活動的な高齢期を過ごすためにも、適切な栄養補給の習慣を身につけ、口内だけでなく全身の健康に気を配りましょう。