フッ素の利点と注意点:歯と全身健康に与える影響 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック

2023/10/31 ブログ

どうも!ヘルシーライフデンタルクリニックのブログへようこそ。

今回はフッ素についてお話します。

 

フッ素は本当に必要なのか?

多くの人がフッ素を使うことで歯が強くなり、虫歯が予防されると聞いています。確かに、フッ素は歯のエナメル質(歯の一番外側の部分)を強化しますが、実際のところ、すべての人にフッ素が必要なわけではありません。

フッ素のリスクについて

フッ素は元々ミネラルですが、ミネラルバランスを崩す可能性があります。特に甲状腺や脂肪組織に沈着しやすいと言われています。それに加え、フッ素は「クエン酸回路」(人間のエネルギー代謝に関わる重要なプロセス)に影響を与える可能性があります。

子どもとフッ素

小さい子どもがフッ素入りの歯磨き粉を舐めてしまうと、体内にフッ素が取り込まれてしまう可能性があります。これが、特に幼い子どもにとっては問題です。

フッ素の代替品

フッ素の代わりに「MIペースト」という牛乳由来のカルシウムで作られた歯磨きペーストもあり、6歳以上の子どもには使えます。

歯と栄養素

虫歯の予防や歯を強くするためには、ビタミンD、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素も重要です。特にマグネシウムは、海藻や穀物、フルーツの皮などに含まれています。

骨と歯の関連性

歯の内側にある「象牙質」は、骨と非常に似ています。そのため、骨を健康に保つために良い栄養素は、歯にも良い影響を与えるでしょう。

ビタミンD不足と現代病

最近、ビタミンD不足が指摘されています。ビタミンD不足は、骨だけでなく、歯にも影響を与える可能性があります。

総括

フッ素は確かに歯にいい影響を与える場合がありますが、その利点だけでなくリスクも考慮する必要があります。特に子どもや妊婦、高齢者など、フッ素の影響を受けやすい人は注意が必要です。全体の健康を考慮に入れた上で、フッ素の使用を検討しましょう。