歯科治療と水質の重要性：当院の取り組みについて 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック
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今日は当院の治療の時に流れている水についてお話します。
水は歯科治療に不可欠
歯科医院で行われる治療には、意外と知られていないが、水が欠かせません。特に、歯を削る際の冷却や口腔内の洗浄において、水は大量に使用されます。しかし、この水がきれいであるかどうかは非常に重要な問題です。
当院が受けた認定証とは
当院ではこの「治療用の水がきれいであるか」に非常に重点を置いています。実際に治療台から出る水を採取し、その中に含まれている細菌の数を測定しています。結果として、細菌の数がゼロであったことが確認され、それにより「歯科治療水安全」の認定を受けています。
なぜ水質は重要なのか
アメリカの歯科医師会（ADA）やCDC（アメリカ疾病予防管理センター）によれば、治療用の水に含まれる細菌の数は1㎖あたり500コロニー以下であるべきとのガイドラインがあります。これは感染症を予防するための非常に重要な基準です。
バイオフィルムの問題
治療用のユニット内には多くの細いホースが通っており、これが水の滞留（留まる時間）を生む可能性があります。塩素濃度が次第に低下すると、細菌の塊（バイオフィルム）が形成される可能性があり、それが多くの細菌を含む水となってしまいます。
当院の水質管理
当院では水質検査を徹底して行い、特に治療用の水がきれいであることにこだわっています。受付に設置している機械を通して、水道水を浄化し、治療用の水として使用しています。これにより、歯科衛生士が治療する際や患者さんが外科治療を受ける時に、細菌だらけの水で治療される可能性が極めて低くなっています。
最後に
水質に関する当院の取り組みは、患者さんが安心して治療を受けられる環境を提供するためのものです。水道水が本来持っている塩素が消耗し、細菌が繁殖する可能性があるため、当院では水質に特にこだわっています。患者さんには安心して治療を受けていただきたいと思っております。
