下の親知らずの抜歯の徹底ガイド 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック
2023/10/13
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親知らずの抜歯は、歯科治療において一般的な処置の一つですが、その必要性や方法には多くの疑問があります。今回は、下の親知らずに焦点を当て、その抜歯の過程について詳しく解説します。
なぜ抜歯が必要なのか?
親知らず(第三大臼歯)は、多くの人において不完全な位置で生えてきます。特に下の親知らずは、歯並びに合わず、しばしば横向きに生えてくるケースが多いです。その結果、隣接する奥歯との間にバクテリアが侵入し、歯周病を引き起こす可能性があります。
さらに悪化すると、歯周病が進行したり、嚢胞(のうほう)と呼ばれる膿の袋が形成されることもあります。これは体全体に影響を及ぼす可能性があります。また、むし歯のリスクも高まるため、健康な歯を保つ観点からも、抜歯が推奨される場合があります。
最適な抜歯の時期は?
一般的に、25歳から30歳までに抜歯すると、体の回復がスムーズに行えるとされています。
抜歯の前準備:診断と計画
まず、神経と血管の位置を把握するために、X線やCTスキャンが行われます。これは、神経損傷のリスクを減らすために重要です。特に、保険が適用されるケースも多いので、CTスキャンは強く推奨されます。
抜歯の手順
- 麻酔の注射: 手術中は痛みを感じないように、局所麻酔が行われます。
- 切開と露出: 歯茎に切開を入れ、親知らずとその周囲の骨を露出させます。
- 骨の削りと分割: 骨が歯を覆っている場合、その部分を削ります。必要に応じて、歯を分割することもあります。
- 抜歯: 分割された歯を特殊な器具で引き抜きます。
術後のケア
手術後は、腫れや痛みが出る場合がありますが、通常は2日程度で収まることが多いです。糸は1週間から2週間で取り除かれます。
これまでの説明でわかるように、親知らずの抜歯は総合的な健康にも影響を与える重要な手術です。不明点や疑問があれば、専門の歯科医に相談することをお勧めします。