親知らず抜歯で腫れる? 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック
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親知らずの抜歯は一般的な歯科治療の一つですが、多くの疑問や不安を持つ人がいるのも事実です。今日は、痛みの長さ、腫れやすさ、注意点など、親知らずの抜歯について詳しく解説します。
下の親知らず:基本の「き」
下の親知らずは、特に「八番」と呼ばれる位置に生えることが多いです。これが横向きに生えている場合、通常の方法では簡単には抜けません。そのため、歯や歯茎を分割する必要があります。
手術の痛みと時間
多くの人が恐れる手術の痛みですが、局所麻酔が施されるため、基本的には手術中の痛みは少ないと考えられます。また、特異なケースを除いて、抜歯は大体30~40分で完了します。
腫れる場合と腫れない場合
腫れる原因は主に「血液が溜まる」ことです。歯が部分的に顔を出している場合は、腫れにくい傾向があります。逆に、完全に埋まっている場合は腫れやすいです。
腫れと手術の技術
腫れるか否かは、必ずしも手術の技術とは直接関係ありません。重要なのは、傷口をきれいに縫うことで、腫れがちゃんと治るようにすることです。
術後の注意点:ゼリー状のかさぶた
術後はゼリー状のかさぶたができます。これが剥がれると少量の出血が見られることがありますが、これは普通の現象です。
対策
- 食事の際以外はガーゼやティッシュで噛んで圧迫する。
- 過度なうがいは新しい血液を引き出す可能性があるので控える。
痛みの長さ
大多数の場合、痛みは大体5日間ほどで緩和します。その後は糸を取るタイミングでほぼ痛みはなくなっていると言えます。
食事と回復
術後3週間ほどで抜いた側でもそこそこ噛めるようになります。それまでの間は、反対側で噛むようにしましょう。
上の親知らず:特別な注意点
上の親知らずの場合、一つ特別な注意点があります。それは、上顎道(大きな空洞)が近いため、抜歯後に口と上顎道との間に穴が開いてしまう可能性がある点です。これにより、空気が漏れてしまう場合がありますので、特に注意が必要です。
以上、親知らずの抜歯に関する基本的な知識と注意点を解説しました。この情報が皆さんの不安を少しでも和らげることができれば幸いです。