顎関節の脱臼:「口が開きっぱなし」のメカニズムと対処法 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック
2023/09/09
ブログ
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はじめに
顎が大きく開いた状態で、何かを食べたいと思っても、噛むことができない。このような状態を、歯科医療用語で「顎関節の脱臼」と呼びます。今回はこの顎関節の脱臼について詳しく解説していきます。
何が起きているのか?顎関節の構造
まず、顎関節とは何かというと、頭の骨と下顎の骨が結合している部分です。この関節は受け皿とこぶしのような関係を形成しています。簡単に言えば、口を開けるとこの関節が回転し、さらに大きく開けると前に出るという動きをします。
用語解説:顎関節の脱臼
「脱臼」とは、本来つながっている関節が外れてしまう状態を指します。顎関節の場合、口を開けすぎたりすると、この関節が前方に行きすぎて、元の位置に戻れなくなることがあります
。
症状が出たらどうする?
この状態になると、自分で何とかして関節を元に戻す人もいますが、通常は歯科治療が必要です。実際、患者さんが口を大きく開ける際に、このような状態になることがあります。
手法:整復(せいふく)
この問題を解決するために行う処置は「整復」と呼ばれます。これは、医療の専門用語で、人の手で関節を正しい位置に戻すという意味です。
未来への対策
顎関節の脱臼は癖になりやすい状態であり、再発を防ぐためには慎重な対策が必要です。そのため、担当の歯科医と相談しながら、適切な対処法を選ぶことが大切です。
まとめ
顎が外れた場合、自力で戻すのは難しいとされています。したがって、顎関節の脱臼を疑う場合は、整復が可能な歯科医院にすぐに相談することをお勧めします。この記事が皆さんの参考になれば幸いです。