帯状疱疹の誤解と真実:首から顔、さらには歯にまで影響するウイルスの全貌 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック
2023/08/12
ブログ
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帯状疱疹について知ろう:全体像から隠された事実まで
帯状疱疹について、あなたはどれだけ知っていますか?背中や胸に赤い斑点ができるイメージが強いかもしれませんが、実はもっと多岐にわたる症状があるんです。
1. 帯状疱疹とは何か?
帯状疱疹ウイルスは水疱瘡に感染した際に体内に入り、潜伏感染という状態で神経のそばに潜んでいます。これが何らかの要因で活性化すると帯状疱疹の症状が出るのです。
潜伏感染とは
体の中でウイルスが隠れている状態で、病気の症状が表れずに存在し続けることです。
2. 症状の多様性
- 背中や胸の症状: 一般的に最もよく知られる症状で、約3分の1の方がこれに該当すると言われています。
- 首から上の症状: これも珍しくなく、約2割弱の方が首から上に症状が出ます。歯の方に出るケースやお顔の半分が紫色になる重症な場合もあるのです。
- 口腔内の症状: 顔面神経麻痺に繋がることもあります。また、口の中の粘膜に水ぶくれができたり、しみて痛いような症状も。
3. 伝染についての誤解
帯状疱疹から帯状疱疹への感染はほぼないとされています。しかし、帯状疱疹になった方から水疱瘡としてウイルスが伝播することはあり得ます。
4. 診断と治療
帯状疱疹は顕微鏡での鑑定や血液検査で診断されることが多く、治療としては抗ウイルス薬が使われます。重症の場合は、眼科の先生への紹介やステロイド治療などの専門的な治療が必要になることも。
5. あなたの不調、もしかして帯状疱疹?
お口の中で何か困っている方、歯がしみるなどの症状がある場合、帯状疱疹ウイルスが原因かもしれません。何も原因がないはずなのに困っている方は、一度このウイルスの可能性を検討してみてください。
まとめ
帯状疱疹は多岐にわたる症状を持つ可能性があります。初期診断と適切な治療が重要ですので、何かお困りの際は専門の医師にご相談いただくことをお勧めします。少しの不調も見逃さないよう、健康管理に気をつけましょう。