歯が溶けるお酒5選! 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック
どうも!ヘルシーライフデンタルクリニックのブログへようこそ。
今日はみなさんに歯が溶けるお酒についてお話したいと思います。
歯が溶けるお酒、本当のことは?
歯が溶けるお酒って聞いたことありますか?今回、お酒の酸性度によって歯にどんな影響があるのか解説します。歯が溶けるという表現には驚かれるかもしれませんが、それは歯の表面にあるエナメル質が溶ける現象を指しています。エナメル質は歯の表面を覆う硬い物質で、その溶けやすいPH値は5.5とされています。
歯に影響を与えるお酒ランキング5選
この部分では、PH5.5よりもさらに酸性なお酒をピックアップし、どれほど溶けやすいのかをランキング形式で紹介します。
第5位: ウイスキー
ウイスキーのPH値は大体5.0。ストレートで飲むと歯に浸けた場合、少し溶けやすいとされています。
第4位: 缶ビール
よく飲まれる缶ビールはPH3.9~4.1。お風呂上りなどに飲む方も多いでしょうが、歯にはちょっと厳しいかも?
第3位: 日本酒
日本酒はPH4.4。若い作り手さんも増えて、美味しい甘いお酒も増えてきていますが、注意が必要です。
第2位: 赤ワイン・白ワイン
赤ワインはPH3.4、白ワインは3.3。健康に良いとされるワインも酸性度が高いので、飲み過ぎには注意が必要。
第1位: 缶チューハイ
最も酸性に近いのが缶チューハイ。PH2.7から2.9で、歯が溶けやすくなる可能性が高いので、飲み続ける際には特に注意が必要です。
歯にやさしいお酒もある?
逆に、歯にやさしいお酒もあります。中性またはアルカリ性に近いお酒で言えば、焼酎(PH7.2)やジン(PH8.3)がおすすめ。
歯のケアについて
歯の構造にはエナメル質の内側に象牙質という層があり、これが溶けるPH値は6.2です。象牙質がむき出しになると更に溶けやすくなり、虫歯の進行を助けてしまうことも。治療後もしっかりとケアし、飲み物による影響を最小限にしましょう。
おわりに
今日のお酒の楽しみ方の一環として、歯に対する影響も考え、お水と一緒に飲んだり、食事をしながら楽しんだりする工夫が大切です。日本古来のお酒の楽しみ方には、このようなメカニズムがうまく組み込まれています。お酒を楽しむ皆さん、今日の話を参考に、健康な歯で美味しいお酒を楽しんでくださいね!