オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いとは? 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック

2023/07/15 ブログ

どうも!ヘルシーライフデンタルクリニックのブログへようこそ。

今日は、みなさんに「ホワイトニング」についてお話ししたいと思います。

 

ホワイトニングとは何か?

 "ホワイトニング"と聞くと、何だろう?と思う方もいらっしゃるかもしれません。ホワイトニングとは、ご自身の歯を白くする、つまり歯を「漂白」する方法のことを指すんです。

 

メリット:ホワイトニングの魅力とは?

でもなぜわざわざ歯を白くしたいのでしょうか?それは、ホワイトニングが持つたくさんの良い効果によるものです。笑った時に白い歯が見えると、歯並びがきれいであろうとなかろうと、なんとなく白い歯の方が清潔に見えます。社会生活での対人関係や自身のセルフイメージにも良い影響を与えます。また、人工的な被せ物や貼る方法ではなく、自分自身の歯を白くすることができるので、自分の歯を無理に削る必要がありません。

 

ホワイトニングの種類:オフィスホワイトニングとホームホワイトニング

ホワイトニングにはいくつかの方法がありますが、特に「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」という二つの主要な方法について詳しく説明したいと思います。

 

オフィスホワイトニングとは、その名の通り歯科医院で行われるホワイトニングの方法です。こちらは、光や薬液を使って一気に歯を白くするという方法で、急速に歯を白くしたい方にはおすすめです。

 

一方、ホームホワイトニングは、自宅で行う方法です。専用のマウスピースに薬液ジェルを塗布し、それを歯に当てることで少しずつ歯を白くしていくのです。この方法は約2時間程度かかり、毎日繰り返すことで約2週間で効果が現れます。

 

これら二つの違いは、体を温める方法に例えると理解しやすいかもしれません。オフィスホワイトニングは、熱いお湯にすぐに浸かり体を一気に温める感じ。一方、ホームホワイトニングは、ぬるま湯でゆっくりと時間をかけて体を温める感じです。早く体を温めたいなら熱いお湯が良いけれど、その効果はすぐに冷めてしまうかもしれません。一方、じっくりと温めていけば、その温かさは長続きするでしょう。

 

そして、究極の方法として、「デュアルホワイトニング」があります。これは、初めに医院でオフィスホワイトニングを行い、その後ホームホワイトニングで続ける方法です。これにより、より透明感のある白さを実現し、その白さを持続させることが可能です。

 

ホワイトニングのゴールはどこ?

ホワイトニングを行う際、どれくらい白くするべきか、つまりホワイトニングのゴールはどこなのでしょうか。実は歯科医院では、前歯と犬歯の色の差を指標にしています。

前歯とは、口を開けたときに一番目立つ歯のことを指します。これを切歯(せっし)と呼び、文字通り「切る歯」の意味があり、キュウリなどを切るために作られた歯であるため、一般的に薄い色をしています。

一方、犬歯とは、前歯のすぐ隣にある、少し尖っていて、色が濃い歯のことを指します。これを糸切り歯とも呼び、色が濃いのは元々の色味と構造が関係しています。

そしてホワイトニングの過程では、前歯と犬歯が同時に白くなっていきますが、犬歯の方が色が濃いため、同じスピードで白くなっても、前歯が先にゴールに到達し、犬歯がそれに追いつく形になります。そこで、犬歯が前歯ほどの色に追いついたところをホワイトニングのゴールと捉えています。

 

ホワイトニングができないケース

ホワイトニングは誰でもできるわけではありません。例えば、特定の病気を持っている方や、人工物(例えば、クラウンやブリッジ)を装着している方、また神経が死んでしまっている歯には、ホワイトニングは適用できません。

これは、ホワイトニングが歯の中から水分を抜いて白くするため、神経の通っていない歯には効果がないからです。そのため、ホワイトニングを行う前には、歯科医院で検診を受け、自分の口腔状況を把握することが重要です。

 

以上が、ホワイトニングについての解説です。ホワイトニングを行う際は、自身の口腔状況をよく理解し、適切な方法を選択することが重要です。まだまだ不明な点がある方は、歯科医院にご相談ください!