すきっぱを矯正せずに改善できる! 港区新橋の歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック
どうも!ヘルシーライフデンタルクリニックのブログへようこそ。
今日は、みなさんに矯正せずにすきっ歯を治す方法についてお話ししたいと思います。
ベニアとは?種類とその特徴
ベニアとは歯科における一手法で、特に前歯に対して、何かを貼り付けて美しく見せるための方法です。具体的には、歯の表面に材料を貼り付けることで、歯を白く綺麗にすることができます。これには主に2つの方法があります。
- ダイレクトベニア:この方法では、直接歯科医が材料を貼り付けます。
- ラミネートベニア:この方法では、技工所で作成したセラミック(陶磁器製の素材)を貼り付けます。
これら二つのベニアにはそれぞれ材質の違いや特徴があるため、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ダイレクトベニアの特徴とメリット
ダイレクトベニアの一つの大きなメリットは、治療が一日で完了し、治療回数が少なくて済むという点です。使用する材料はコンポジットレジンというもので、見た目は非常に美しく仕上がります。コンポジットレジンは一種の樹脂で、貼り付ける際にはラバーダムというゴムのマスクなどを使用して、吐き出す息や唾液が治療部位につかないように注意を払います。これは後々、ベニアと自分の歯の間に着色が付く可能性を防ぐためです。
ダイレクトベニアのもう一つのメリットは、使用する材料がセラミックでないため、材料費を抑えられる点です。そのため、ラミネートベニアに比べて、価格を抑えることが可能です。
ラミネートベニアの特徴とメリット
ラミネートベニアは、セラミックを使用して歯に貼り付ける方法です。型を取り、技工士が非常に薄い部分を作り出し、これを歯に接着剤でしっかり固定します。そのため、仮歯を一度貼り付ける期間が必要であり、どんなに急いでも、二回以上の診療が必要となります。
しかしながら、ラミネートベニアのメリットは、非常に美しい仕上がりと、技工士がじっくりと時間をかけて色々な角度から歯の模型を見ながら作るため、完成度が高いという点です。ただし、セラミックを使用するため、ダイレクトベニアに比べて費用が少し高くなる傾向があります。
ベニアの適用について
ホワイトニングだけでは対応できない場合、例えば、歯の表面に深い汚れや茶色いひびがあり、これが簡単には取れない場合や、歯の間の虫歯の詰物により色がくすんでしまっている場合など、ベニアが有効です。加えて、歯が一部奥に引っ込んでいる場合でも、ベニアを用いることで歯並びを美しく見せることができます。
しかし、上下の前歯ががっちり噛み合ってしまう噛み合わせの問題があると、ベニアが弾かれて壊れてしまう可能性があるため、これもチェックします。そのため、状況によっては、噛み合わせを確認するために模型を取ったり、シミュレーションを行ったりします。
以上、ベニアとは何か、その種類とメリットについて説明しました。歯の色や形に悩んでいる方は、一度歯科医に相談してみてください!