歯の神経を一度取り除いたはずなのに痛みがでてしまうのはなぜ?感染根管とは?むし歯とは違うの?東京都港区新橋の予防歯科 ヘルシーライフデンタルクリニック

2022/03/02 ブログ

ヘルシーライフデンタルクリニック

院長の手塚充樹と申します

 

今日は歯の治療が終わって

被せ物までした後に

 

何でおできみたいな物ができたりとか

 

噛んで痛みが出てしまうのか

 

ということについて

ご説明したいと思います。

 

さかのぼると

一回歯の神経取る時に

 

凄い歯が痛い思いをして

 

歯が痛かったのを

 

神経を歯医者さんにとってもらって

 

この歯はもう一回治療が完了したはずなのに

 

なんで今もう一度これを治療しているの

 

っていう感じなんですけど

 

まあそれが何で痛いのか

 

ちょっとよく分かんない

ってことはよくあると思うので

 

ご説明したいと思います。

 

 

過去に遡れば虫歯が凄く深くて

 

神経があるところまでばい菌が入っちゃって

 

根の先端まで行って

 

場合によっては

 

この根の先端の骨まで溶かすほど

 

ばい菌が侵入してきて

 

歯の内部まで侵略をされてしまっているような状況だったはずです。

 

それを治療するために歯の神経をとる処置を行います。

 

神経のこの通り道を材料で埋めて、歯の内部に土台を作って、

 

銀歯などのかぶせ物をしているパターンが良くあります。

 

神経が取れてるから

 

痛みもあのはにはもう脳に伝えないので

 

冷たい水などがしみなくなるので一旦は良かったということになります。

 

しかしながら、2011年の報告だと、日本で行った神経を取り除いた処置歯のうち半数以上が再度感染を起こしていたという事実があります。

 

日本の場合アメリカと比較してもかなり感染根管治療といって

 

2回以上根の治療を行っている件数が多いといわれています。

 

再発を起こしてしまう理由は

 

1.治療の最中に歯にバイ菌が感染している

 

2.治療完了するときに使う材料の選択が悪く、バイ菌が治療後に歯の内部に侵入してきてしまう

 

などの問題点があります。

 

また、体にとって危険なのは、あまり痛くないということで放置をしすぎると

 

骨の内部にバイ菌が増えて全身にも影響を及ぼしてしまう可能性が考えられます。

 

ある調べでは、心臓病を患って亡くなった方の遺体を調べたところ

 

100%の確率でその方たちの歯には感染根管の歯があったということです。

 

むし歯の病原菌の一種はあの心臓の内膜にはりついて炎症を引き起こすこともあります。

 

また、脳の方へばい菌が影響すれば脳出血の原因となる可能性もあります。

 

あまりばい菌を骨の中にずっと閉じ込めて

 

ずっとそのままにしてるっていうのは

 

よろしくはないですね。

 

なのでどうしたらいいかというと、

 

1.根の治療をより精密に行う。治療中の感染をなくす。

 

2.場合によっては外科処置を行う

 

3.場合によっては抜歯術を行う

 

 

今回は1番の根の治療をより精密に行う方法についてご説明したいと思います。

 

唾液の中にもバイ菌とか

 

タンパク質とか食べたご飯などの栄養素

 

というのは含まれているので

 

バイ菌と栄養を治療中に送り込んじゃう

 

みたいなことになっちゃうんですよね

 

なのでそういった感染を防ぐために

 

ラバーダムというゴムのマスクをして

 

唾液が治療部位に入らないようにして行うということだけ

 

でも結構成功率が上がりますし

 

根の詰め物を行う時の薬もMTAセメント行って

 

徐々に膨張してくれる物質で充填することが望ましいと考えます。

 

更に、MTAセメントは骨を治すのにも有効といわれています。

 

金属の土台だと歯よりも硬すぎてしまうので

 

噛んだ時に割れて歯を抜かなきゃいけなくなる

 

っていうことが凄く多いですね

 

なので今はファイバーポストっていうんですけど

 

歯と歯よりもちょっと柔らかくてしなる素材を土台として使ってあげて

 

セラミックで被せるのが一番予防効果は高いと考えます。

 

理由は、加熱した時に膨張する比率が歯に似ているからです。

 

熱いラーメン食べてそのあと冷たい氷水飲みましたっていう時も

 

寸法の変化が歯に近いので安定しています。

 

また、歯ぐきとの馴染みもよいです。

 

接着剤もよいものを使うので、より細菌感染しにくくなります。

 

歯の神経を取る根管治療を行う時は一生ものだと思って

 

しっかり治療をした方が、歯のためにも体のためにもよいです。

 

動画でも説明しておりますのでよろしければご覧ください。